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minimum system 04 SIEMENS V275/01

iPod-audio systemを考える上で、トランスは構成もシンプルで音質も申し分ないですが、押し出し感がやや足りない…

そこで、ジーメンスのバスバーアンプをプリアンプにと試してみました。このアンプは1970年頃?のミキシングコンソールなどに使われていたsitralシリーズのアンプで、ジーメンスのミキシングアンプの中では初期~中期頃のモデルです。(このアンプ1台で30チャンネルをミックス可能らしい)

予想通り、解像度が増し、音の押し出しも強くなりました。効果は絶大!しかし、ゲインが高すぎるのか、入力を絞っても少し音が歪んでいる気が…

この音質を捨てる訳にはいかないので、改めてコネクター側の外付抵抗を見直し調整する必要がありそうです。

 

 

minimum system 03 haufe line transformer

音質調整用とはいえ無駄にボリュームが数カ所も入ってしまった今までの構成から、もう少しシンプルに haufe のライントランスを噛ませてみました。トランスの種類や特性にもよりますが、これは一番シンプルで効果が大きかった。レンジも広く中域も厚い!いろんなトランスで試してみたくなるシンプルな構成。お勧めです。

minimum system 02 EAB WVE-10

eckmillerは音楽ソースによっては、ハイがやや足らないと感じる時があるので、よりレンジの広いEAB WVE-10に交換。アナログ感が損なわれる事もなく、高域まで良く伸びる気持ちの良い音質になりました。ここまでレンジが広くなると、今度はビンテージユニットの限界を感じて、スピーカーをテスト用に使っていたbehringerのミニモニターに変更。BGMにはこういった小型モニター系のスピーカーが相性いいかもしれません。

minimum system 01 eckmiller MR90

iPodの(デジタルアンプの)ペラペラの音を、何とか聞くに耐える音質にするため、まず最初はeckmiller MR90に通してみました。eckmillerのフェーダーは、音の解像度と濃くが絶妙なバランスでミックスされた良質な(アナログ的)音質に変化すると日頃から感じていたからです。見た目の存在感も相まって、かなり聞ける音になりました。’60年代のtelefunkenビンテージ・ユニットとの相性も良くなりました。