Neumann W444a STEREO 中期型を、ドイツ製 1Uダナーラックにマウントしました。XLRコネクタはノイトリック製。配線材は貴重な60年代siemensのコンソール配線を、DCプラグにはswitch craft 社の最高級医療用DCプラグを使用しています。中期型は、ノイマンw444の中でも最もシャープな音質の大変貴重な個体。24v電源 siemens N224a PSU(結線済専用コネクタ付)
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Neumann W444a STEREO 中期型を、ドイツ製 1Uダナーラックにマウントしました。XLRコネクタはノイトリック製。配線材は貴重な60年代siemensのコンソール配線を、DCプラグにはswitch craft 社の最高級医療用DCプラグを使用しています。中期型は、ノイマンw444の中でも最もシャープな音質の大変貴重な個体。24v電源 siemens N224a PSU(結線済専用コネクタ付)
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Siemens w291 のベースと噂されるレアフェーダーw290。Neumannとは対極の音質。生々しいヴォーカルや中低域の素晴らしさは唯一。
ノイマンw444a mono。シリアル1000番台、オペアンプOA12搭載の初期型。太いアナログ感と美しい音質が特徴。444Aの中でも最も高音質と人気の個体です。
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ノイマンw444a mono。シリアル2000番台の連番が1ペアのみ入荷しました、オペアンプMO6搭載の中期型。太い中低域と伸びた高域の美しさが特徴。最もノイマンらしい超高音質で華やかさのある音質。リキャップ済の整備済良品です。
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neumann W444a STEREO 最初期型を、オリジナル1Uラックにマウントしました。配線材は貴重な60年代siemensのコンソール配線を使用。
最初期型は、ノイマンw444の中でも最も音が太いと定評のあるオペアンプOA12搭載、フェーダー部とアンプ部をコネクタで介さず直配線された大変貴重な個体。
ノイマンw444a monoを2Uのドイツ製ダナー用ビンテージ・ラックにマウントしました。入力はステレオ・バランス3chを左右独立の回路で切り替え可能。出力はステレオ・バランス。ロータリースイッチは、ドイツEBE社のゴールドプレーテッドコンタクトのロータリースイッチを使用。信号ラインはデッド・ストックの秘蔵ケーブル、neumannの内部配線やラッキングで使われていた単線2芯シールドで配線しました。
シリアル2000番台、オペアンプMO6搭載の中期型。太い中低域と伸びた高域の美しさが特徴で、最もノイマンらしい超高音質で華やかさのある音質です。
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このケーブルはベルリンのノイマン社、現役の技術者からこっそり教えていただいたケーブル!
W4444STA 1Uへのラッキング+PSU
ノイマンの音質を余すことなく生かすため、信号ラインは、ジャーマンモジュール内部配線でも使われている、単線2芯シールドで配線しました。
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w291の試作機と噂されている70年代ジーメンスのレア・フェーダー、W290。内部部品も超高級パーツで組まれています。フェーダー部分とアンプ部がコネクターで分離する構造や、全体の仕上げなど、なんだか実に手作りっぽい感じです。音は、繊細にして緻密、トロトロのシルキーサウンドと言った感じでしょうか。ノイマン系サウンドとは対局に位置する音作りです。ヴォーカルや生楽器のリアルさを求めるなら断然W290でしょう。私のメインフェーダーとして愛用しています。個人的にはアクティブ・フェーダーの最高峰。
※フェーダーとアンプが分離された、フェーダー部分のみもW290として出回っていますので注意。W290の音は得られません。。。
Eckmiller, Maihak, EAB, Neumann, Siemensなど、1950年代〜1970年代のプロ用スタジオフェーダー。この頃の音楽の多くが、これらプロ用フェーダーを通して録音されたと言っても過言ではありません。是非一度プリアンプを外し、ジャーマン・ビンテージ・フェーダーの素晴らしい音の世界を体験していただきたいと思っています。
neumann 444STA を始めジャーマン・スタジオ・モジュールの多くは24Vの直流電源を必要とします。スイッチング電源などでも動作はしますが、ノイズも多く音質に大きく影響するため、アナログ式電源装置の使用をお勧めします。いい電源装置で供給すると高域の歪み感や中低域の力が、まるで違ってきます。せっかくの超高級機器も、その性能を発揮しないまま音質を判断されている方も多く見受けられます。。。
コンソールで使われていた、モジュール専用パワー・サプライもありますが、多くは220V入力のため気軽に使うには少し面倒です。そんな中で siemens N224a やTELEFUNKEN ELA-N620 は110v入力が可能 (100Vでも可)。音もいいです。
※上:siemens N224a
※上:TELEFUNKEN ELA-N620
Active Fader と Passive Faderの選択。
オーディオマニアの間で人気のあるneumann w444staやsiemens w291vstdなど、計測機器並の精度と安定した動作のプロ機とは言え、今から半世紀ほど前の電子機器、個体差による音質差は大きいのが現状です。電源やアースの取り方によっても音質は大きく変化します。また、素子劣化による故障というリスクが常に伴います。とはいえ増幅回路を持つアクティブ・フェーダーは大変魅力的です。
一方、電気回路を持たないパッシブ・フェーダーは、物理的損傷が無い限り常に安定した動作を期待できます。機種の違いによる音質キャラクターの変化も如実に現れるため「好みの音質に調整しやすい」というメリットは大きいでしょう。微細な音の再現はこちらの方が優れている印象です。
もちろんこれらプロ機は、バランス接続で設計されているものがほとんどで、インピーダンスも厳格に管理された環境で使用されることが前提になっており、特性などの資料も存在しないものが多数あります。しかしホームオーディオで楽しむためには、あまり神経質になる必要はないのではないでしょうか。
さて、アクティブ・フェーダーとパッシブ・フェーダーの選択。「どちらでもいい」と言うのが結論です。これらビンテージ・プロ機はコンシュマー・ハイエンド・オーディオとは比較出来ない音質だと個人的には感じています。
即ち「どちらもいい」のです。
是非プリアンプを外してフェーダーとパワーアンプのシンプルなオーディオ装置を試して見てください。
下:haufeの出力トランス使用の前期型内部
下:Pikatronの出力トランス使用の前期型内部(haufeに比べて若干音が太い?)
下:後期型内部(前期に比べれば若干シャープな音質?)
Siemens W291VSTD ステレオアクティブフェーダー。入出力にhaufeやPikatronのトランスを使用、+15dbのゲインなどNeumann W444 STAと双璧をなす有名フェーダー。ジーメンスらしい中域が厚い生真面目な音質。内部素子の違いなのか、前期タイプは後期に比べれば若干まろやかな音質、後期タイプは前期に比べれば若干メリハリが効いた音質に感じます。
上:シリアルNo.200番台の最初期型内部 フェーダー部とはコネクタを介さず直配線されている オペアンプOA 12 搭載
上:シリアルNo.400番台の初期型内部 フェーダー部とはコネクタを介す事でメンテナンスが向上している オペアンプOA 12 搭載
上:シリアルNo.3000番台の中期型内部 オペアンプMO6搭載
上:444 STB の内部 トランス入力/電子バランスアウト。出力トランスがない分、回路のスペースも若干小さくなっている。電子バランスアウトとアンバランス機器の接続には注意が必要。
上:シリアルNo.4000番台の後期型フロントパネル ノブが樹脂製に ロック機構も若干構造が違います
Neumannのカッティング、レコーディングコンソール等で使われていた、アクティブ・フェーダー。入出力にhaufeのトランス。+15dbのゲイン。製造時期によってオペアンプや内部部品構成が若干異なる。オーディオマニアの間ではとても有名なフェーダー。初期型の太い中低域に対し、中期型は伸びた高域の美しさが特徴。共にノイマンらしい超高音質で華やかさを感じる音質です。
フロントパネルは、半光沢のブラックや艶消しのブラックの他に、グレーシルバーやアイボリーホワイトなど多数のカラーバリエーションが存在します。フェーダー機構部はsiemens w291同様、ベルリンのダナー社製フェーダーユニット、アンプ部との接続はsiemensのコネクターが使われています。
danner社も古くから業務用フェーダーを製造しているメーカー。ダナーカセット規格、名前の由来はここから来ているのでしょうか?
上:モノラルの W444A オペアンプOA 12 搭載の初期型
上:モノラルの W444A オペアンプMO6搭載の中期型