上:シリアルNo.200番台の最初期型内部 フェーダー部とはコネクタを介さず直配線されている オペアンプOA 12 搭載
上:シリアルNo.400番台の初期型内部 フェーダー部とはコネクタを介す事でメンテナンスが向上している オペアンプOA 12 搭載
上:シリアルNo.3000番台の中期型内部 オペアンプMO6搭載
上:444 STB の内部 トランス入力/電子バランスアウト。出力トランスがない分、回路のスペースも若干小さくなっている。電子バランスアウトとアンバランス機器の接続には注意が必要。
上:シリアルNo.4000番台の後期型フロントパネル ノブが樹脂製に ロック機構も若干構造が違います
Neumannのカッティング、レコーディングコンソール等で使われていた、アクティブ・フェーダー。入出力にhaufeのトランス。+15dbのゲイン。製造時期によってオペアンプや内部部品構成が若干異なる。オーディオマニアの間ではとても有名なフェーダー。初期型の太い中低域に対し、中期型は伸びた高域の美しさが特徴。共にノイマンらしい超高音質で華やかさを感じる音質です。
フロントパネルは、半光沢のブラックや艶消しのブラックの他に、グレーシルバーやアイボリーホワイトなど多数のカラーバリエーションが存在します。フェーダー機構部はsiemens w291同様、ベルリンのダナー社製フェーダーユニット、アンプ部との接続はsiemensのコネクターが使われています。
danner社も古くから業務用フェーダーを製造しているメーカー。ダナーカセット規格、名前の由来はここから来ているのでしょうか?
上:モノラルの W444A オペアンプOA 12 搭載の初期型
上:モノラルの W444A オペアンプMO6搭載の中期型