1960年代、ジーメンスの1芯シールドケーブル。芯線は0.5mmほどの撚り線、線自体の太さは2mmと、かなり細めのケーブルです。Klangfilmやジャーマンビンテージアンプの内部配線にいいかもしれません。
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1960年代、ジーメンスの1芯シールドケーブル。芯線は0.5mmほどの撚り線、線自体の太さは2mmと、かなり細めのケーブルです。Klangfilmやジャーマンビンテージアンプの内部配線にいいかもしれません。
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1960年代ノイマンの2芯シールドケーブル。2芯の太い撚り線にシールド処理されたライトグレーのビンテージケーブル。当時、ノイマンのスタジオ用機器接続やマイク、ライン等で使われてものらしいですが詳細は不明です。音は力強く情報量も多い印象。ベルリンのスタジオから出たものなので、ゲッフェル製かもしれません。
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1950年代クラング・フィルムのシールド・ケーブル。ブラックエナメル単線にコットン+シルク+ワックス、芯線を保護する2重のメッシュ、全体のシールド処理と非常に凝った構造です。
WEのケーブルを含め、いわゆる「ビンテージ・ケーブル」はレンジも狭くハイが出にくい物が多い反面、現代のケーブルでは得難い豊かな中低域を得られることがあります。ときに、少し気味悪いほど生々しい歌声で歌い出す、不思議なポテンシャルを秘めています。
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1970~80年代ノイマン・ゲッフェルの真空管マイクロフォン用7芯シールド・ケーブル。ジャーマンビンテージスタジオ機器の世界では有名なライトグレーのケーブル。外径約5mmでとてもしなやか。ヴォーカルは生々しく、ピアノソロやオペラも聞ける、非常に美しい音です!
ノイマン・ゲッフェルは戦後、旧東ドイツに残されたノイマンの工場から立ち上がった業務用マイクロフォンの企業。その後社名はRFTへ、そして現在の Microtech Gefell へと変更されています。資本主義化で失われて行ったKlangfilmなどの高い音響技術が、旧東機器の一部には残っているとも言われています。
おそらく1950〜1960年代のジャーマンコンソールの内部配線材。ライトグレーのケーブルはジャーマン・モジュールの内部で良く使われている芯線0.3〜0.5mmほどの単線シールドケーブル。オレンジ色、綿のケーブルは更に古い時代のものと思われます。WEの単線と似ていますが、こちらも導体の箔を使ったシールドケーブル。さて、どんな音がするのか楽しみです。
この配線の接続方法で気になったことは、各信号ケーブルのシールドがすべて極太のケーブルに繋がっていたという点。信号ケーブル0.5mmに対しシールドが落ちている線材は直径6mmほどの極太線。
各コネクターからのシールドラインは、1mmほどの銅の単線を使って、直径5mmほどの無垢材の銅棒にハンダ付けされ、黒い極太線へと繋がっている。
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EMTのデッドストックケーブル2111を使ったRCA/StereoMiniケーブル。情報がタイトにまとまり音の濃度が増す印象。音楽ソース別や機器の最終音質調整に良く使っています。
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ジーメンスのデッドストックケーブルを使ったRCA/StereoMiniケーブル。解像度も高くシャープな音質。ハイも伸びるけど痩せないのが特徴。細めでしなやかなので扱いやすい。
ここまでシンプルな構成になると、iPod-audio間のケーブルによる音質変化が如実に表れてきます。私はオーディオに関して「原音再生」や「フラット」という言葉を全く信じていないので、このケーブルによる音質変化を積極的に取り入れています(ケーブル好きと言うこともありますが…)。ブログでは、数多く試作したiPod-audioケーブルを少しづつご紹介していこうと思います。
軍用の精密機器・航空機等に使用されているMIL規格の銀メッキシールドケーブル。芯線は練り線。音は高解像度です。若干銀線特有の輝きが付帯する印象。ルックスはいいのですが、芯線がやや太いのとケーブルが少し硬いのが欠点。やはり内部配線用か?
年代不明。非常に緻密な2重シールドが施され、アルミ箔、2本の吸湿材、単線2本、という大変凝った構造になっています。外径約4mmでしなやか。構造、太さ、処理のしやすさ、ハンダの乗り、ルックス、手触り、音質と全てにおいて高得点の美しいケーブル。
多数の柔らかな極細線材で構成されたノイマンのマイクケーブル。3芯撚り線、2重のシールドとシルク。繊細な音まで伝えることが出来る数少ないケーブルの一つです。構造だけでなく音質も非常に上質。
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1980年頃?(詳細な年代は不明)EMT社設計の2111。2芯の撚り線にWシールド処理されたライトグレーのケーブル。EMTのスタジオ用機器接続や配線、ヨーロッパのクラッシック録音現場で多く使われていた伝説のケーブル。情報が適度にまとまり音の濃度が増す印象を受けます。
今から20年ほど前購入した初期ロットにはEMT 2111の刻印が。その後のロットにはGAC-2111の品番が印刷されている。現在Gothamから復刻されているGAC-2111とは内部構造も音質も別物。復刻版 ゴッサム 2111 は、より広いレンジに改良されている印象です。
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