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Klangfilm Wire

1920~1930年頃のクラングフィルム ワイヤー。プリアンプの入力ラインなどによく使われています。この極細線でここまで音楽の表情が変わるのか!と思わせる不思議なポテンシャルを秘めたワイヤー。WEワイヤーでは体験出来なかった感覚。

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klangfilm ビンテージ・ワイヤー

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クラングフィルムやテレフンケンのアンプ内部配線、スタジオコンソールなどに使われていた1930年代、ビンテージ・カッパー・コア・ワイヤー。コットン+絹巻+エナメル+0.5mm非メッキ銅単線。鈍いゴールドに輝く美しいワイヤー!粘りある中域と抜ける高域。
ビンテージ・ケーブルの音質を決定している要因は、銅の製造方法や材料による純度や質だと言われています。

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vintage tube & parts data book

1950~60年代に発売された真空管データブックやパーツデータブック。特性データやピン接続、他社互換球の情報などが掲載されていました。特にヨーロッパの本はデザインが秀逸。

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siemensのスピーカーケーブル

1960年代〜70年代、ジーメンスの単線4芯ケーブルが1リール入荷しました。芯線は0.5mmほどの非メッキ単線。単線なのに音に粘りがあり、ヴォーカルなどもリアルに歌います。

スピーカーケーブルやビンテージスピーカーの内部配線に良さそう。4芯あるのでバイワイヤリングやフィールドスピーカーにも使えます。マーキングが分かりづらいので注意。テスタなどで良く確認して使う必要があります。

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Klangfilmのスピーカーケーブル

Klangfilmのビンテージスピーカーケーブルとして流通しているものの多くは映画用可搬システムから外された、黒やグリーンのケーブルがほとんどです。これらに付属するリール1巻の長さは、たった10~20mほど。価格はヨーロッパでも非常に高価です。

写真のケーブルは珍しくsiemensロゴが記載されているケーブル。こちらは可搬用システムから外されたものではなく、劇場内で使われていたスピーカーケーブルかもしれません。音質は意外にもフラットで低域から高域までしっかり出る印象。中域もリアル。

非売品

Klangfilm KL-V 002 / mono tube preamplifiers 1957

1957年製、クラングフィルムのプリアンプ。美しすぎる部品構成とワイヤリング。何度眺めても飽きません。50年代の映画音響システム用ですので、現代の音楽ソース帯域、特に高域は望めませんが、中低域はすばらしい強さを持っています。ボーカルやホームシアターでは発揮することでしょう。この頃のアンプの多くは、パワーアンプから電源の供給を受けるため(このアンプの場合はKL-V 502から)プリだけを使う場合、別途電源部を製作しなければならないので注意が必要です。

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Klangfilm のシールド・ケーブル

1950年代クラング・フィルムのシールド・ケーブル。ブラックエナメル単線にコットン+シルク+ワックス、芯線を保護する2重のメッシュ、全体のシールド処理と非常に凝った構造です。

WEのケーブルを含め、いわゆる「ビンテージ・ケーブル」はレンジも狭くハイが出にくい物が多い反面、現代のケーブルでは得難い豊かな中低域を得られることがあります。ときに、少し気味悪いほど生々しい歌声で歌い出す、不思議なポテンシャルを秘めています。

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ジャーマン・ビンテージ・コンソールの内部配線材

おそらく1950〜1960年代のジャーマンコンソールの内部配線材。ライトグレーのケーブルはジャーマン・モジュールの内部で良く使われている芯線0.3〜0.5mmほどの単線シールドケーブル。オレンジ色、綿のケーブルは更に古い時代のものと思われます。WEの単線と似ていますが、こちらも導体の箔を使ったシールドケーブル。さて、どんな音がするのか楽しみです。

この配線の接続方法で気になったことは、各信号ケーブルのシールドがすべて極太のケーブルに繋がっていたという点。信号ケーブル0.5mmに対しシールドが落ちている線材は直径6mmほどの極太線。

各コネクターからのシールドラインは、1mmほどの銅の単線を使って、直径5mmほどの無垢材の銅棒にハンダ付けされ、黒い極太線へと繋がっている。

非売品